今川氏真を茶化して、思いっきりふざけて書いてみたいと思います。
(氏真) まろは、東海一の弓取りと謳われたかの今川義元の嫡子にして、東海一の蹴鞠使いと畏怖される今川氏真におじゃる。これから日常を語るでおじゃる。
まろは、御父上から勉強しろ勉強しろと言われて孫子やら戦国策〈兵法書)を渡されたのじゃが、これを読むとなぜかすぐに深い眠りについてしまうのじゃ。
まろはこれではいかんと思うて春画(エロ画)を見て頭を銀、銀とさせてから赤本(江戸時代の子供向けの本)を見て勉学に励んでいるのじゃ。
まろは今から出掛けるので、おめかししているでおじゃる。たっぷり白粉とお歯黒を塗って、鏡を見てみると、ああ!なんという美男子である事か!
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| `-=ニ=- | ハァ 我ながら、惚れ惚れするでおじゃる
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この瓢箪のような顔、そして円を描くような体形、さらに芸術的なまでのこの三頭身、どれをとっても素晴らしい!後の世の者はまろの事をこう言うでおじゃろう。
戦国の世のガクトであると!
所でどこに出掛けるかというと、これから悪商人の接待を受けに行くのでおじゃる。悪商人は良商人を陥れて、自分を取り立ててくれと言うのでおじゃる。
(悪商人) ささっ、氏真様、これを袖にお納めください。
(氏真) おおっこんなに!
まったく、仕方のない奴じゃのう、じゃがこういう出来の悪い奴ほど可愛い者なんじゃて。言う事を聞かざるをえんのう、愛い奴、愛い奴、おーっほっほっほ。そして、この者にはあの台詞を言わねばならんのう、男なら誰もが憧れるあの台詞を。
(氏真) お主もワルよのう。 (かっ快感っー!!!)
(悪商人) いえいえ氏真様には適いませぬ。
(悪商人) あーはっはっは!氏真様、悪事をすると清々しい気分になりますな!
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. |(●), 、(●)、.:| + もう、ワクワクドキドキ!
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,,.....イ.ヽヽ、`ニニ´ーノ゙-、. /^)
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(氏真) まったくもって、そちの言う通りじゃ。笑いが止まらぬわ。おーっほっほっほ!
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ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ
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ヽ / `ー'´ ヽ / / アッーーーーwwwwwwwww
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バンバン
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
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なおこの物語は完全なフィクションです。信用なさらないように・・・
上記では思いっきりふざけてしまいましたが、今川氏真を少し、弁解してみます。
この人は国を失った凡将として描かれがちなのですが、まったくの無能ではありません。戦国武将としての資質は父、義元よりも劣っていたようですが、領内の統治にはある程度、功績を残し、また和歌に秀で、剣術にも長けていたようです。武田を敵にまわさなければ、あるいは領国を保っていけたかもしれません。
または、生まれた世界が公家だったならば、才能を生かして名声を残した事でしょう。なお、氏真が落ちぶれた後も妻の早川殿(北条氏康の娘)はずっと夫に寄り添っていたそうです。早川殿が(1613年)に亡くなると氏真も(1614年)後を追うようにして亡くなります。 どん底にあっても、二人で励ましあいながら生きていたのかもしれません。
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