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今川氏真のまろ日記

2008.10.26 - お笑い歴史街道
今川氏真を茶化して、思いっきりふざけて書いてみたいと思います。


(氏真) まろは、東海一の弓取りと謳われたかの今川義元の嫡子にして、東海一の蹴鞠使いと畏怖される今川氏真におじゃる。これから日常を語るでおじゃる。


まろは、御父上から勉強しろ勉強しろと言われて孫子やら戦国策〈兵法書)を渡されたのじゃが、これを読むとなぜかすぐに深い眠りについてしまうのじゃ。


まろはこれではいかんと思うて春画(エロ画)を見て頭を銀、銀とさせてから赤本(江戸時代の子供向けの本)を見て勉学に励んでいるのじゃ。


まろは今から出掛けるので、おめかししているでおじゃる。たっぷり白粉とお歯黒を塗って、鏡を見てみると、ああ!なんという美男子である事か!


           ____
    +     ./ /  \\
        / (●)  (●)\
      /   ⌒ノ(、_, )ヽ⌒  \
      |      `-=ニ=-      | ハァ 我ながら、惚れ惚れするでおじゃる
      \      `ー'´      / +
      /     ∩ノ ⊃  /
      (  \ / _ノ |  |
      .\ “  /__|  |
       . \ /___ /


この瓢箪のような顔、そして円を描くような体形、さらに芸術的なまでのこの三頭身、どれをとっても素晴らしい!後の世の者はまろの事をこう言うでおじゃろう。

戦国の世のガクトであると!

所でどこに出掛けるかというと、これから悪商人の接待を受けに行くのでおじゃる。悪商人は良商人を陥れて、自分を取り立ててくれと言うのでおじゃる。

(悪商人) ささっ、氏真様、これを袖にお納めください。

(氏真) おおっこんなに!
まったく、仕方のない奴じゃのう、じゃがこういう出来の悪い奴ほど可愛い者なんじゃて。言う事を聞かざるをえんのう、愛い奴、愛い奴、おーっほっほっほ。そして、この者にはあの台詞を言わねばならんのう、男なら誰もが憧れるあの台詞を。


(氏真) お主もワルよのう。 (かっ快感っー!!!)

(悪商人) いえいえ氏真様には適いませぬ。


(悪商人) あーはっはっは!氏真様、悪事をすると清々しい気分になりますな!


    /\___/ヽ
   /''''''   '''''':::::::\
  . |(●),   、(●)、.:| +     もう、ワクワクドキドキ!
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| 
.   |   ´トェェェイ`  .::::::| +
   \  |,r-r-|  .::::/     +
,,.....イ.ヽヽ、`ニニ´ーノ゙-、.        /^)
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ iヽ __ ‐┘(
    |  \/゙(__)\,|  i |´⌒ )二  ト、 



(氏真) まったくもって、そちの言う通りじゃ。笑いが止まらぬわ。おーっほっほっほ!
       
  ____
        /_ノ  ヽ、_\                   
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)   
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/  あーひゃっひゃっひゃひゃwwwwwwwww
|     ノ     | |  |   \  /  )  /   あーひゃっひゃっひゃひゃwwwwwwwww
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /        アッーーーーwwwwwwwww
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バンバン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))




なおこの物語は完全なフィクションです。信用なさらないように・・・
上記では思いっきりふざけてしまいましたが、今川氏真を少し、弁解してみます。

この人は国を失った凡将として描かれがちなのですが、まったくの無能ではありません。戦国武将としての資質は父、義元よりも劣っていたようですが、領内の統治にはある程度、功績を残し、また和歌に秀で、剣術にも長けていたようです。武田を敵にまわさなければ、あるいは領国を保っていけたかもしれません。


または、生まれた世界が公家だったならば、才能を生かして名声を残した事でしょう。なお、氏真が落ちぶれた後も妻の早川殿(北条氏康の娘)はずっと夫に寄り添っていたそうです。早川殿が(1613年)に亡くなると氏真も(1614年)後を追うようにして亡くなります。 どん底にあっても、二人で励ましあいながら生きていたのかもしれません。



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