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兵馬俑

京都市京セラ美術館で開催されていた、兵馬俑の展覧会に行って来ました。その時の写真を載せていきます。



俑とは古代中国において、死者への副葬品として作られた陶製の人形である。その中で、兵士や馬を模して作られた俑が、兵馬俑と呼ばれた。取り分け、秦代に作られた兵馬俑は有名で、その数量と造形美は他の時代を圧倒している。






↑騎兵


鎧を着用し、右手には長柄を持ち、左手で手綱を引いていました。馬は背後にいました。







↑歩兵


右手に剣を、左手に盾を装備していたと見られます。







↑下級指揮官


頭に冠を被り、右手に長柄を、左手に剣を掲げていたと見られます。







↑将軍


鎧は着用せず、頭に冠を被り、右手に剣を持っていました。







↑将軍 背面







↑下級指揮官


頭に冠を、右手に長柄を、左手には盾を持っていたと見られます。






↑弩兵


右手に弩を持っていたと見られます。






↑軍馬


戦車を曳いていたと見られます。







↑弓兵


鎧は着用せず、弓を構えて遠方を見据えています。






↑弩兵


鎧を着用し、弩を構えていたと見られます。





↑弩兵 側面



秦の兵馬俑は一体一体、表情、服装、姿勢が違っており、非常に写実的です。秦代の後の漢代の兵馬俑も見ましたが、こちらは小さく、迫力に欠けていました。しかしながら、当時、兵馬俑の制作に要した費用、資源、労力を思えば、秦代の方が民衆への負担は遥かに重かったでしょう。秦の時代は短く、漢の時代が長く続いたのも、これと少なからず関係があるでしょう。


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