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原爆ドーム 再訪

原爆ドーム(広島県産業奨励館)は、広島県にある原爆の被爆建造物です。以前にも訪れて記事を書いていますが、今回、再訪して来ました。





↑広島平和記念資料館


小学生の頃、修学旅行で広島平和記念資料館を訪れていますが、遠い記憶でほとんど覚えていなかつたので、今回、じっくりと資料に目を通して来ました。大人になって原爆の知識はある程度、頭にあるつもりでしたが、生々しい資料の数々を目にして、改めて知る事も多かったです。原爆による凄まじい爆風を生き延びたとしても、大量に発せられた放射線によって人体が破壊されていく様は、恐ろしいとしか言いようがないです。内部の資料は、個人的な記録の場合は、写真撮影可能との事ですが、余りにも大勢の人で溢れていたのと、これらの資料は実際にその目で見た方が良いとの判断から、私は撮影しませんでした。




↑広島平和記念資料館


内部も入館待ちの渋滞が出来ていましたが、それが外まで続いています。大半が外国人観光客で、世界に向けて原爆の悲惨さが伝わるのは良い事ですが、これだけの人が訪れると資料が読めなかったり、最悪、事故が起こる可能性もあります。資料館の建て替えを検討するか、入場制限をした方が良いと思います。





↑原爆の子の像


原爆による放射線障害によって白血病となり、12歳で亡くなった佐々木禎子(ささき さだこ)さんをモデルとして建てられました。




↑動員学徒慰霊塔


太平洋戦争中、日本は労働力不足を補うため、学徒を動員して軍需工場などで勤労奉仕させていました。原爆投下当時、広島でも8400人が働いていましたが、その内、6300人余が犠牲となりました。




↑原爆ドーム(旧 広島県産業奨励館)


昭和20年(1945年)8月6日8時15分、原子爆弾はこの建物の頭上で爆発しました。被爆当時、30人余の職員が働いていましたが、全員即死でした。戦後、原爆被害と平和祈念の象徴として保存され、世界遺産にも認定されています。















広島平和記念資料館を訪れると、ほとんどの人が衝撃を受けて、気が重くなる事でしょう。ですが、人生において、大きな勉強となる事も間違いないです。

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