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芥川山城

芥川山城は、大阪府高槻市にある山城です。


芥川山城は、永正12年(1515年)頃、摂津北部の豪族、能勢頼則によって築かれたのが最初とされる。大永4年(1524年)、室町幕府の菅領で大実力者である細川氏が、高国と晴元とに分かれて、内部抗争していた際、能勢氏は、高国に味方したものの、晴元派の攻勢を受けて、没落した。天文2年(1533年)、権勢を増した細川晴元は芥川山城に入城し、自らの持ち城とするが、やがて家臣の三好長慶の力が増してきて、天文16年(1547年)には、長慶の持ち城となった。長慶は、一族の芥川孫十郎を城主として入れたが、天文22年(1553年)、孫十郎が細川晴元に呼応して謀反したので、これを攻め落とし、以後は自らの居城として用いた。それから7年間、長慶は芥川山城を本拠として、勢力拡大に努めた。この長慶時代に芥川山城は拡張され、摂津有数の大城郭に変貌を遂げる。


永禄3年(1560年)、長慶は、河内の飯盛山城に本拠を移し、芥川山城には嫡男の義興を入れた。しかし、永禄6年(1563年)、義興は若くして病死したので、代わって一族の三好長逸が入った。永禄11年(1568年)、織田信長が上洛すると、三好長逸はこれに敵対したので、攻撃を受けて城を追われ、代わって信長の部将、和田惟政が城主として入った。永禄12年(1569年)、惟政は功績を挙げて高槻城を与えられ、以後はここを居城として、芥川山城には家臣の高山友照を入れた。元亀2年(1571年)、惟政は討死し、その子の惟長が継いだものの、元亀4年(1573年)、高山友照、重友父子によって、惟長は追放された。高山父子は高槻城を接収すると、ここを居城とした。それに伴って芥川山城は廃城となり、短い歴史に幕を閉じた。




摂津峡

摂津峡 posted by (C)重家

↑摂津峡と三好山

川の奥にあるのが三好山で、そこに芥川山城が築かれていました。



芥川山城
芥川山城 posted by (C)重家

↑摂津峡と三好山

摂津峡が天然の堀となっており、斜面も急峻で、これまた天然の石垣の役割を果たしています。


芥川山城
芥川山城 posted by (C)重家

↑石垣

芥川山城では、所々で石垣が見られましたが、これが築城当時のものかどうかは不明です。



芥川山城
芥川山城 posted by (C)重家

↑土橋跡

道の両側は掘削されて、堀切りになっているようでした。この他にも、何重もの郭の跡が見られました。



芥川山城
芥川山城 posted by (C)重家

↑土塁

写真では伝わり難いですが、結構な高さがあります。この上が本丸になります。



芥川山城
芥川山城 posted by (C)重家

↑本丸跡

ここが城の最高所で、発掘調査によれば礎石の跡があって、御殿の様な建物が建てられていたとの事です。なので三好長慶は、普段はここに住んでいたのでしょう。



芥川山城
芥川山城 posted by (C)重家

↑本丸から北を望む

下には、摂津峡が流れています。



芥川山城
芥川山城 posted by (C)重家

↑本丸から東を望む

高槻市街が広がっています。



芥川山城
芥川山城 posted by (C)重家

↑水場

水汲み場と思われます。



芥川山城
芥川山城 posted by (C)重家

↑石垣

なかなか立派な石垣でした。これが戦国期に築かれたものならば大したもので、畿内を制した三好氏の力の程が窺えます。

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